子供連れの旅行は、荷物が大変!それなら車が快適! part3

こんにちは。

これまでのブログで、車での旅行は最強、公共交通機関ではいけないような場所での観光が楽しめるとお伝えしました。でもドライバーの負担を軽減するには3つの車の機能が必要、ということでしたね。今お乗りの車にその機能がついていない場合、ぜひ買い替えもご検討いただきたいです。そのくらい、これからご紹介する3つの機能にはインパクトがあります。その機能とは、これでしたね。

必ず必要な装備

  • アダプティブクルーズコントロール(またはレーダークルーズコントロール)

    画像はマツダHPより引用

 

  • レーンキーピングアシスト

    画像はSUBARU HPより引用

 

あったら便利な装備

  • アダプティブハイビームアシスト(またはオートマチックハイビームアシスト)

    画像はSUBARU HPより引用

これら3つの機能があると、高速道路では運転はほとんど車に任せて、ドライバーは周囲を監視し、危険な時はドライバー自身が危険回避行動をとる運転スタイルになります。(飛行機のオートパイロットに近い状態です。ついに車もここまできましたね!)

まず、アダプティブクルーズコントロール(ACC)という機能がついた車では、走行中にボタンを押すとドライバーに代わって前を走る車との適切な車間距離を自動的に保って走行してくれます。このACCには、全車速追従式と、そうでないものがあります。全車速追従式なら、渋滞でのノロノロ運転まで対応してくれますので、可能なら全車速追従式ACCがある車を選びましょう。ACCは先行車がブレーキをかけると自分の車もブレーキをかけてくれます。全車速追従式ACCなら、停止まで自動でしてくれます。よそ見やボーとしていて追突するというリスクも大幅に軽減され、ドライバーが自信もって走ることができる、素晴らしい機能です。

レーンキーピングアシスト(LKA)という機能は、ドライバーが車線の中央を走行するためにステアリング操作をアシストしてくれます。アシスト、といっても実際にはドライバーは軽くステアリングに手を添えているだけで、車が自動的にステアリングを操舵して車線の中央を維持して走行してくれます。あまり知られていませんが、簡単に見える車線の中央を維持する操作はドライバーにとってかなりの負担です。例えば一般道は基本的にかまぼこ型にできており、左側を走行する車は自然にハンドルが左側に向いていきます。ドライバーは常に車線の真ん中を走るために、ステアリングを右へ修正し続けます。高速道路でも同様にドライバーは修正操作を絶えず行います。このような、ステアリングの修正操作でドライバーの疲労が蓄積されてしまいます。しかし、LKAがあると、車線の中央を自動で維持してくれますので、ドライバーが疲れにくくなる、という素晴らしい機能なのです。

つまり、ACCとLKAがあるだけですでにドライバーはほとんど疲れ知らずの状態で長距離のドライブをすることができるようになります。ACCが前の車にぶつからないように車間距離を制御し、LKAが車線の中央を維持するようにステアリングを制御してくれます。こうなると、ドライバーはシステムにある程度の運転を任せながら、周囲を監視する運転スタイルになります。もちろんシステムを過信しないことが大事ですが、うまく利用すれば疲れ知らずで長距離の快適なドライブが楽しめます。(ちなみに私は長距離のドライブが大好きです。)

もう一つ、あったら便利な機能として、アダプティブハイビームアシストまたはオートマチックハイビームアシストというものがあります。これは夜間のドライブで、ヘッドライトのハイビームとロービームを自動的に切り替えてくれる機能です。通常、夜間のドライブでは、ドライバーが周囲の車に迷惑にならないかどうかを判断してハイビーム(上向きライト)にし、対向車や前走車がいたらロービーム(下向きライト)にします。ハイビームで走行した方が夜間でも遠くまで視界が確保できて安全ですので、なるべくハイビームで走ろうとしますと、知らず知らずのうちに数百回もハイ・ローの切り替え操作をすることになります。そしてこれもドライバーにとって負担となります。しかし、アダプティブハイビームアシストがあるとライトのハイ・ローの切り替えは車に任せて、運転できるため、ドライバーの疲労軽減になります。そして何より、運転に集中できますね。ちなみに、アダプティブハイビームは超優れもので、対向車や先行車がいてもハイビームのまま走れます。なぜなら、ハイビームのまま先行車や対向車の部分だけを遮光するからです。そのため、夜間でもハイビームで遠くまで視界が確保できます。看板や歩行者などもよく見えて、安全にドライブすることができる、安全機能です。オートマチックハイビームは、ハイ・ローを自動で切り替えるだけで、先行車や対向車への遮光機能はありません。可能なら、アダプティブハイビームを選びましょう。

ご覧のように、これら3つの機能があれば、かなりの長距離でもドライバーに負担がかかりませんので、本当に気軽に家族と、友人と、恋人と快適に車で旅行することができます。自動車メーカーは様々な機能・システムの開発をしていて、メーカーごとに機能に違いがありますので、それらも交えて次回以降、「どの車なら快適な旅行ができるのか」をお伝えしていきたいと思います。

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